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イギリスのWiFi事情
イギリスは、2015年のインターネット普及率92%というインターネット先進国の一国だ。全国隅々までネット通信が網羅されており、基本的にはどこでもインターネットに接続できる。
高速インターネット回線も普及しており、レンタルWiFi各社が高速対応プラン(4G)を提供している。スピード感のあるインターネット体験をしよう。
また、カフェや空港、ショッピングセンターなどで無料WiFiが利用出来ることも珍しくないため、賢く利用したい。
イギリスのWiFiスポット充実度
イギリスは、日本よりも無料/有料問わずWiFiスポットが充実している。ロンドン市内であれば8割程のカフェでWiFiに接続できるようなイメージだ。その中でも、「The Cloud」という会社が提供する「Sky WiFi」という無料WiFiが便利なので要チェックだ。イギリス国内で数千を超えるカフェやレストランなどで提供されている無料WiFiネットワークで使いやすい。完全無料で使い放題というのもうれしいポイントだ。
イギリスのカフェやレストランでのWiFiの使い方
- WiFiを提供しているスポットを探す
無料WiFiは、イギリス国中の様々なスポットで提供されている。カフェやレストランであれば、入り口付近の目立つ見やすい場所に「Free WiFi」などが掲げられているのですぐに見つかるだろう。
また、先ほど紹介したSky WiFiは、無料WiFiを提供しているカフェやレストランなどを地図から探せるアプリを公開しているので、事前にダウンロードしておくと便利だ。アプリダウンロードはこちら。もちろんアプリの利用は無料だ。
- 接続
WiFiスポットに着いたら、お手持ちの電子機器のWiFi機能をオンにしよう。機能をオンにすると、例えば「Sky WiFi」のようなWiFi名が画面上で選択できるので、接続しよう。
この際、データローミング設定等の機能はONにしないように注意したい。
- 初回起動
SkyWiFiの場合、接続してから一番最初にインターネットブラウザを立ち上げた際に、SkyWiFiの公式サイトに遷移するようになっており、その画面で氏名などの情報登録が必要だ。料金はかからないのであまり驚かなくても大丈夫だ。
SkyWiFiの場合は、この登録が終了すればインターネットを楽しむことが出来るようになる。カフェによってはWiFi接続の際にパスワードを入力する必要があるので、その際は店員にパスワードを聞くこと。
- インターネット利用
Sky WiFiの場合、インターネットから15分間接続が切れると、一度強制的にログアウトになり、再度登録する必要があるので注意が必要。もちろん、WiFiのデータ容量に制限はないので再度登録すれば全く問題なく使用が出来るので安心したい。
WiFiが使えるカフェやレストラン例
■ファストフードマクドナルド
バーガーキング(BURGER KING)
ピッツァ エキスプレス(Pizza Express)
ケンタッキーフライドチキン(KFC)
イート(EAT.)
■カフェ
スターバックス
カフェネロ(Cafe NERO)
プレタマンジェ(Pret A Maner)
ワガママ(wagamama)
コスタカフェ(Costa Coffee)
カフェルージュ(Café Rouge)
デベナムズ(Debenhams)
クリスピー クリーム ドーナツ(Krispy Kreme)
■レストラン その他、カフェやレストランで使用可能だ。入店前に店員にWiFiが利用可能か聞いてしまうのが手っ取り早い。 ※マクドナルドは、接続登録にSMS認証が必要で、SMSメッセージを受け取れる状態である必要があるので少し複雑だ。
イギリスの空港でのWiFiの使い方
ここでは、ヒースロー空港でのWiFi接続や利用方法を説明する。
- 接続
WiFiスポットに着いたら、お手持ちの電子機器のWiFi機能をオンにしよう。機能をオンにすると、「_Heathrow Wi-Fi」というWiFi通信名が現れるので、選択して接続しよう。
この際、データローミング設定等の機能はONにしないように注意したい。
- 起動&登録
「_Heathrow Wi-Fi」に接続すると、自動的にヒースロー空港のサイトに接続される。その画面にて、有料WiFiプランか、無料WiFiプランかを選べるので、「Free WiFi」を選択しよう。その後表示される画面で、性別、名前、メールアドレス、搭乗の便名を登録すれば、45分間無料WiFiに接続できる。
- インターネット利用
無料WiFiは45分制限があるため、45分以上利用したい場合は、クレジットカードで課金することで時間の延長が可能だ。4時間延長は£4、1日使い放題は£8、6カ月使い放題は£70、1年間使い放題は£130となっている。
無料WiFiの速度は3Mb/sと遅いので、テキストメッセージや、軽いウェブサイトを閲覧するくらいだろう。IP電話等の大きなデータをやり取りしたい場合は、有料プランがお勧め。通信速度が20Mb/sまで早くなる。
WiFiが利用可能なイギリスの空港
・ヒースロー空港・ガトウィック空港
・スタンステッド空港
・ルートン空港
・ロンドン・シティ空港
など
イギリスのメトロやバス等公共交通機関でのWiFiの使い方
一部の駅では、カフェ等で提供されているSkyWiFiが使えるが、稀なのであまりあてにしない方がよいだろう。メトロを使用する頻度が高く、WiFiを使えた方が利便性が高まるということであれば、有料WiFiに申し込もう。「Virgin media」という有料WiFiがメトロで飛んでいるので、フォームで電車を待つ時間にインターネットを楽しんだり、乗り継ぎ情報を取得したい場合などには便利だろう。価格も手ごろで、1日(始発から終電までの時間)は£2、一週間で£5、一カ月で£15となっている。
※メトロ乗車中はWiFi接続できないこと、一部の駅(全体の5%ほど)ではWiFi接続できないことに注意しよう。